Technology地盤・土質改良|技術

地盤・土質改良

土の乾燥工法(NETIS登録技術)

土質改質材を使用せず、機械撹拌と強制送風のみにより含水比を低減する技術ができました。高精度撹拌される土砂での作業性の向上と、均一な品質の改良土の安定供給が期待できます。 2012年5月30日にNETIS登録(HK-120012-A)された技術です。1回の施工で、約5%の含水比を低減します。また、土質改質材が不要なので経済的です。天日や自然風に頼らないので従来の技術と比較して、施工工程が天候に左右されにくくなります。
NETIS新技術情報提供システム

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E・C・S工法 ( エコロジー・シリンダー・スクリーン )

E・C・S工法とは、表土すきとり物を草根と土に選別し、廃棄物の排出抑制ができます。 また選別後の土は現場内流用土として有効的に使用でき、環境に配慮した工法です。 また、スクリーンの網目を変えることで土砂選別及び除礫などにも利用できます。
【国交省NETIS登録 HK-030003-V(建設 NETIS)】
【北海道新技術情報提供システム登録 20031005】

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自走式土質改良

従来工法(バックホウ混合・スタビライザ)に比べ、撹拌ムラによる改良土のばらつきが少なく一定の品質を確保できる。 また固化材の管理に優れ、施工中の固化材飛散などを最小限に抑えることができます。

作業の流れ
  1. 手順1
    準備工(配合試験)
    材料試験における試料を採取します。
  2. 手順2
    資材搬入
    固化材(セメント系、石灰系、ベントナイトなど)を搬入します。
  3. 手順3
    キャリブレーション
    自走式土質改良機から排出される土砂の体積と機械に表示された処理土量を比較し、調整を行います。
  4. 手順4
    機械(添加量)設定
    改良材の実添加量を算出し、変化率を求め機械に設定する改良材の添加量(ほぐし添加量)を調整します。
  5. 手順5
    固化材・原料土の投入
    バックホウで原料土を投入します。
  6. 手順6
    撹拌混合
    自走式土質改良機で撹拌混合します。
  7. 手順7
    養生
    現場養生を行います。
  8. 手順8
    目標強度の確認
    締固めた土のコーン指数試験を行います。
  9. 手順9
    搬出・盛土等
    改良土を搬出します。
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ベントナイト混合土

自走式改良機を使用し、高品質のベントナイト混合土を作ります。ベントナイト混合は、火山灰が堆積して出来た天然鉱物であり吸水して膨張します。また水と混合することで造膜性を発揮する粘土であり、原則として経年劣化は起こさず、半永久的に遮水機能を保持します。

作業の流れ
  1. 手順1
    原料土・ベントナイト搬入
    原料土をダンプトラックなどで運びます。
  2. 手順2
    試料調整・配合管理用原料土含水比試験
    原料土の含水比を測定します。乾燥状態であれば加水して試料調整を行います。湿潤状態であれば曝気乾燥します。
  3. 手順3
    ベントナイト混合土製造
    製造中・施工中に所定の添加率が配合されているか、所定の締固めがされているかをチェックします。
    チェック方法として配合率は「メチレンブルー吸着量試験」「ファンネル粘性度試験」などがあります。
    締固め度のチェックは「RI試験機」でのチェック方法があります。
  4. 手順4
    ベントナイト混合土 運搬・敷ならし
    工程などの関係で敷ならしヤードに製造後のベイントナイト混合土を仮置する場合は
    ブルーシートなどで養生し、雨水による膨潤や含水率の低下(乾燥)を防ぎます。
  5. 手順5
    ベントナイト混合土 転圧
    混合土敷ならしは平面部ではブルドーザ、法面部ではブルドーザーやバックホウを使用します。
    混合土転圧は平面部ではタイヤローラや振動ローラ、法面部ではブルドーザやバックホウを使用します。
  6. 手順6
    確認
    混合土の締固め作業終了後、RI計測器により現場密度が締固め度規格値以上を満たしているかを確認。
    もし、規格値に満たさない結果が出た場合は、再転圧を実施し、締固め度を確認します。
  7. 手順7
    養生シート敷設
    ベイントナイト混合土表面に雨水などの 浸入水が浸透しないように養生シートを敷設します。
  8. 手順8
    完了
    ベントナイト混合土をブロックサンプリングしそのサンプルで透水試験を実施して、
    最終確認を行います。現場で透水試験を行うこともあります。
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浅層改良

広範囲を迅速に、高品質の混合性能で改良します。軟弱地盤に対して原位置で、ロータリー式及びスタビライザ・バックホウなどにより固化材を添加混合し、目的に応じた必要強度を有する改良層を造成します。
【施工適用範囲】各種構造物基礎地盤の改良、建設機械足場の支持地盤改良、道路路床・路盤の改良


スタビライザによる作業(例)

  1. 手順1
    材料散布(クレーン仕様バックホウ)
    不良土に安定材を散布します。
  2. 手順2
    キャリブレーション(計量)
    材料散布後に計量を行います。
  3. 手順3
    混合(改良)
    スタビライザで
    土砂と安定材を混合します。
  4. 手順4
    整地
    混合した地盤の整正を行います。
  5. 手順5
    転圧
    整正後、ローラーによる締固めを行います。
  6. 手順6
    改良厚の測定
    改良後にフェノールフタレインにより
    改良厚を確認します。
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